医療機関や薬局の窓口に置かれている「顔認証付きカードリーダー」について、現行機種の保守期限に伴い、「第2世代(次期) カードリーダー」の発売が始まっています。
従来の機種と比べて進化した主なポイントは、以下の4点に まとめられます。
1. スマホだけで読み取りが可能に
これまではスマートフォンのマイナ保険証(デジタル免状・スマホ用電子証明書)を読み取る際、外付けの別パーツ(汎用カードリーダー)が必要になるケースがありました。第2世代では、本体のみでスマートフォンのスムーズな読み取りに対応しています。
2. 音声案内の標準搭載
操作手順や、読み取りエラーが発生した際の原因・対処法を音声で分かりやすくガイドしてくれる機能が搭載されました。これにより、機械の操作に不慣れな方でも迷わず利用できるようになります。
3. ユニバーサルデザインの向上(テンキー一体化など)
暗証番号を入力するテンキーが最初から本体に組み込まれたモデルなど、お年寄りや目の不自由な方、車いすを利用される方でも操作しやすいユニバーサルデザインが追求されています。画面の視認性も向上しています。
4. 複数台接続など、窓口側の利便性も向上
1台の管理用パソコン(資格確認端末)に対して、複数台のカードリーダーを同時接続できるようになりました。混雑する大病院の窓口などでの業務効率化が期待されています。
キヤノンマーケティングジャパン(Hi-CARA2)やパナソニック コネクト、リコージャパンといったメーカーから順次製品が登場しており、医療機関がこれらをスムーズに導入できるよう、国からの購入補助金の申請受付も始まっています。